細野不二彦が“マンキツ”を舞台に描くヒューマンドラマ第3弾、YKブル4周年号に

「マンキツBLUES ~怒りのデス・ルーム~」より。

ヤングキングBULL(少年画報社)が、本日8月4日発売の9月号で創刊4周年を迎えた。今号には細野不二彦の読み切りシリーズ「マンキツBLUES」の新作が掲載されている。

創刊1周年号と創刊2周年号に続いて、2年ぶり3度目の掲載となる「マンキツBLUES」。「~怒りのデス・ルーム~」というサブタイトルが付けられた今回の読み切りでは、定時制高校に通いながらマンガ喫茶でアルバイトをしている16歳・新城まひるが物語の主人公に。ある日、彼女の働く店で立てこもり事件が発生。まひるは人質として、刃物を持った犯人と個室スペースに立てこもることになってしまい……。

そのほか今号には、霜月かいり「ナダ」、田中現兎「死後出版」という2本の読み切りも掲載された。「ナダ」は莫大な力を持つ魔女と逃亡奴隷の少年を描くファンタジー。「死後出版」は作家の死後に本を出す奇特な出版社が舞台のハートフルストーリーだ。